日中佛教文化交流巡礼

平成21年5月30日〜6月3日


 中国の寺院との佛教文化交流の巡礼も3回目を迎えました。今年交流が行われました南普陀寺は アモイ随一の歴史と伝統をもつ寺院です。当寺院では大雄寶殿でお勤めをした後、 迎賓館にて今後の交流を踏まえた両寺院の住職による対談も行われました。

 また、今回は交流だけでなく、御大師様が求法のために渡唐された際、 上陸の第一歩を踏み出された赤岸鎮も遙拝することができました。 御大師様が苦難を乗り越えて渡ってこられた海をアモイ島の海岸から眺め、赤岸鎮へと想いを馳せながらの遙拝には 大変感慨深いものがありました。

 巡礼の後半では、今年4月に落慶を迎えた大師堂の仏像や仏具を制作していただいた工場見学や石工場の視察なども行いました。 仏像が彫られていく行程を目の当たりにした参加者の皆さんは、当寺の仏像が奉安されるまでの流れを具体的に、 そして身近に感じられ思いも新たにされていたようです。

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