ドイツ・キリスト教聖地巡礼

平成16年6月3日〜9日

 平成9年から毎年行われています海外巡礼ですが、今回初めてキリスト教の聖地巡礼が行われました。

 ドイツでも南ドイツ・バイエルン地方を中心に、3つの世界遺産を含む10の修道院・教会をまわらせていただきました。 どの聖堂も入った瞬間、一同歓声を上げてしまう程の素晴らしいフレスコ画に目を奪われてしまいました。 今回ご縁のあった修道院、教会のほとんどがカトリック・ベネディクト会でした。

 ベネディクトがいなければ、今の修道院は存在しないと言っても過言ではない程、彼は修道院の発展に貢献した聖人であります。 また、宗教改革で有名なマルティン・ルターの祈念碑がありますヴォルムス大聖堂にも足を運ばせていただきました。 周囲に惑わされることなく、真実・信念を貫き通した二人にご縁を頂けたことは意義があり、大変有り難いことだと思いました。

 また、今回は世界遺産であるヴィース教会、首座大修道院ザンクト・オッティリエンとの合同法要・友好関係締結がメインとなっておりました。 キリスト教と仏教と宗教は異なりますが、根底ではきっと繋がっており、信仰を通して魂が求めているものは同じだと思います。 この交流をきっかけに、相互理解を深め、人々の心の救済と浄化に寄与するため、社会へ貢献していけるよう精進して参ります。 (詳細は、宗教交流のページをご覧下さい)